生産者紹介のご紹介

生産者紹介 ♦ 鈴木 寿子さん

投稿日:2018年12月3日
Pocket

鈴木さんの農業物語

1960年代に就農し、境町教育員会の「農業青年学級」に入級。町と普及所の先生方の指導の下で学びました。その時の教科書「農業一般」を今でも手元で大切にしている鈴木さん。その後、日本の経済高度成長と共に兼業化され、農業は稲作一本にしぼり、農業兼パートのお仕事を経て数十年が経過。夫の早期退職を機に、余った転作田をどう活用しようかと思案中に、道の駅の直売所がオープン。手作りの値札を作り、初めは少人数での出発でした。たくさんの人達と出会い、そのふれあいの中、現在に至ります。道の駅さかいの直売所のおかげで、再び農業への夢を膨らませることができた事に感謝しています。

鈴木寿子さんのお野菜とお花

夏作=トウモロコシ、いんげん、ミニトマト、すいか 等
冬作=大根、白菜、ちぢみほうれん草、里芋、ブロッコリー 等

お盆やお彼岸の時期は切り花で、アスター、菊、お正月用にやなぎや葉牡丹なども出荷しています。

写真=ちぢみほうれん草。甘みがたっぷりでお鍋でしゃぶしゃぶして食べるとおいしい♪

毎日、一日一日を大切に。安全な野菜作りに取り組む。

新鮮なものをお客様に味わって頂くのは、時間との戦いで、早朝に収穫したトウモロコシなどは、できるだけ早く袋詰めをして出荷することにこだわっている鈴木さん。「作物を作るということは、蒔きつけから成長、そして出荷まで長い日数を用します。一日も目を離すことが出来ない状況の中で、自然との闘いでもあります。子育てと同じ様に、かわいがって育てたお野菜を、たくさんの方々に食べて頂けるのが楽しみで、一日一日その日に合った栽培管理をしています。自分の畑に合った作物を取り入れて、化学肥料や農薬の使用を最低限に抑え、安全な野菜作りを心掛けています。」と語ってくれました。

自然相手の仕事ゆえの苦労。そして収穫(成功)。

2018年は、猛暑に見舞われました。鈴木さんは、その中での作物管理や収穫寸前のトウモロコシが鳥獣被害によって減少してしまった時、自然災害によって全滅してしまった時など自然相手の仕事ゆえ、毎年収穫量が一定しない時に、この仕事の大変さを肌で感じるそうです。
 水稲作りは、何とか一人前に出来る様になったという鈴木さん。「経験の浅い大根作りは、先輩の力を借り、やっと虫食いも無く白肌の大根を作ることが出来る様になりました。今は亡き先輩のご指導に感謝しています」と、話してくれました。

 鈴木さんのたくあん大根はとても人気で、毎年リピーターのお客様もいらっしゃいます。まじめな性格と人を想う優しさがお野菜の味にも出ています。みずみずしくて柔らかい大根は、煮物にすると滑らかな食感で味がよく染み込み、生でスティックサラダで食べても甘みがあり、シャキッとした食感とたっぷりの水分を味わうことが出来ます♪ 

農業を通じて感じる喜び

この地での直売は絶対に無理だろうと思ってた、と言う鈴木さん。しかし、平成10年、道の駅さかいで出店者募集があり、それ以来、少しづつでも直売所に出荷することの喜びを知りました。「たくさんの方々の導きにより現在に至っておりますが、先輩方、若いお母さん達、自分の孫の様な人達と毎日話が出来ることを栄養源として、野菜作りの楽しみと共にもう少し頑張ります」と言ってくれました。

お料理が上手な鈴木さん。自分で育てたお野菜や地元の食材(鮒など)でお料理を楽しみ、おいしくてやさしい味で、食べる喜びを周りにも伝えてくれます。

私の野菜作りの原点

私の野菜作りの原点は、病院のソーシャルワーカーさんとの出会いでした。同じ病院に勤務する理学療法士の友人の娘さんで、毎週小さな家庭菜園の不揃の野菜を運んでくれました。夏は野菜の種類が重複してしまい申し訳なく思っていたら、彼女から「その時期に採れたものをたくさん食べることが体に良いことです」言われました。作物を生産していながら気づかなかったことを教えて頂き、アレルギーに悩む自分と同じ悩みを持つ方々が安心して食べることが出来る農作物を作っていきたいと思いました。「飽食」の時代から「崩食」の時代と騒がれる現代で、これから成長する子供たちに出来るだけ安全な食生活を送って欲しいと願っています。無農薬とは言えませんが、低農薬の農作物を生産し続けていきたいと思います。
long_bar
long_bar

各種ご予約はこちら